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占いは愛情から

私の友人に自称霊感の強いという人がいる。
しかし私ときたら超現実派、信じられるのは自分の目で耳で見たもの聞いたもの、それ以外は世にも不思議な物語として聞き面白かったで終わり。そんなわけだから2人でお茶しながら、その時々彼女が話す体験談は、否定もしないが肯定もしないコーヒータイムに添えられたデザートとぐらいにしか思っていなかった。
その日も私たちはいつもの店で待ち合わせをした。用事で少し遅れていくと、席には彼女ともう一人座っている、良く見るとその女の子は彼女の会社の同僚Sさんだった。
2人は私が来たのもきずかないほど、ひどく真剣な顔で話しこんでいた。
声をかけるもためらわれるほど話し込む2人に遠慮して私は後ろの席に腰をおろし2人の話しがひと段落つくのを待った。
と、友人の優しく諭す言葉が私の耳にも届いてきた。仕事のことで相談しているのだろうと思っていたら次に霊視という言葉が聞こえてきた。
そうか、彼女に見てもらっていたのだ。霊感の強い彼女は望む望まないにかかわらず時々自分の分かる範囲でいいからと頼まれて霊視することがあったのだ。しかし自分はこれを生業としているわけではないので、あくまでも参考にというのが彼女の説。
やがて、Sさんは晴々とした顔で帰っていった。やっと、私の存在にきずいた友人は少し照れたようにこれでいい方向に向いてくれるといいわと優しく笑った。
そのとき、霊感とは霊視とは人にI対する愛情の裏返しだときずいた。
彼女は人の痛みも悲しみも自分のものとして受け止める事が出来る人、そんな人だからこそ見えるものがあるのだろう、そうだ今度は私も見てもらおう。

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